架空会計事務所向け営業資料:公開資料の読み取りと20ページ構成案 目的 6ページの仮画面で見えた不足を踏まえ、資料を受け取った所長・担当者が「自所のどの仕事に使えるか」「費用に見合うか」「どう始めるか」を判断できる資料にする。20ページは目安。役割のないページで枚数を合わせない。 参照した公開資料(2026-09-29閲覧) 1. SmartHRのService Overview(公式PDF、8ページ) https://smarthr.co.jp/assets/pdf/ServiceOverview_smartHR.pdf 表紙に製品画面を大きく置き、機能の全体像の後、機能ごとに画面と説明を分けている。文字数だけで説明せず、操作の姿を見せる点を参考にする。これは英語の概要資料であり、今回の営業資料の適切な長さを示す根拠ではない。 2. kintone活用イメージ集 Vol.2(サイボウズ公式PDF、46ページ) https://kintone.cybozu.co.jp/material/pdf/kintone_gyousyubetukatuyou_image_v2.pdf 業種・業務を絞った事例で、導入前の状況、利用イメージ、課題、導入効果を並べる。実際の画面や具体的な作業を添えている。デザインは古い版で文字量が多いため、構成の考え方だけを参照する。 3. kintoneの士業向け公式ページ https://kintone.cybozu.co.jp/solutions/industry/professional-services.html 会計・税理士向けに顧問先情報管理、確定申告進捗管理、日報・工数管理など用途を分けている。これはkintoneの提供内容であり、AI相談所の提供工程や実績ではない。 今回の設計判断 - 6ページ仮画面は「表紙→対象業務→例→時間→料金→相談」まで進むが、相手の現状をどう確かめるか、何を入力して何が出るか、どこまで支援するかを一枚ずつ急いでいる。 - 6ページを実際に描画して並べたところ、見出しと数字は読めるが、3ページの実演が文字の二列だけで、SmartHRのように作業画面を見せる説得力はない。4ページの架空の時間差から5ページの価格への移行も急で、費用判断の材料が足りない。この仮画面を完成資料の模範にはしない。 - 長い資料では、業務の場面、実演、効果の計算、支援内容、条件をそれぞれ独立した判断材料にする。SmartHRの画面提示、kintoneの業種別事例の考え方を借りる。ロゴ、文言、図版、事例数値は複写しない。 - 架空会計事務所の人数・顧問先数・現在の作業時間は未確認。次の構成で使う月200件、15分から7分は文章テスト用の架空条件であり、導入実績ではない。 - AI相談所の月額10万円(税別)・初期費用0円・1か月単位等は事業計画の初稿条件。既存サイトや営業資料と未統一の条件があるため、公開・送信する資料には本人確認が必要。 - 過去のローカル20ページ資料と対面用資料も確認した。以前の本人評価では、広告コピーの表紙、商談で話す質問・切り返しを画面本文に載せること、買い手の判断材料を欠いたままページ数を増やすことが却下されている。旧20ページ原稿の5万円・10万円・20万円の3プランも、今回の販売軸には移さない。 20ページの構成 01 表紙 画面:架空会計事務所様向け/月次資料の確認連絡におけるAI活用/日付/AI相談所 白井 役割:誰に、何の資料かを示す。広告コピーは置かない。 02 提案の要点 画面:月次資料の確認事項と顧問先への文案を、AIで先に用意する。最初はこの一業務から始める。 役割:読み進める前に提案の範囲と得られる変化を示す。 03 想定する現状の流れ 画面:資料を受け取る/確認事項を拾う/顧問先に合わせて文を書く/送る。 役割:相手が自所のやり方と照らせるようにする。実態の断定にはしない。 04 時間がかかる箇所 画面:1件ごとの読み直しと文面作成。架空の条件として月200件、1件15分を置く。 役割:効果の計算の前提を開示する。実際の件数・時間への差し替えが必要。 05 AIを使う範囲 画面:AIが確認事項の候補と下書きを作る。税務判断や顧問先への自動送信を含む提案とは分ける。 役割:提供する作業と、今回の例に含まない作業を明瞭にする。 06 入力例 画面:架空の8月資料メモ。売上金の入金先と交通費の用途が空欄。 役割:実演の出発点を画面で見せる。 07 確認事項の候補 画面:「8月12日の売上金:入金先」「8月19日の交通費:用途」。 役割:AIが資料から何を拾ったかを見せる。正しい会計判断をしたという主張にはしない。 08 メール下書き 画面:顧問先へ送る文案を、宛名・用件・質問の形で表示。 役割:抽象的な機能説明を、使える出力へ変える。 09 作業の変化 画面:従来は文面を一から作成/導入後は下書きを見て必要な箇所を修正。 役割:実演から読者の作業の変化へ結ぶ。 10 確認する箇所 画面:日付・金額・宛先・質問内容。見落としや誤読は送信前に点検する。 役割:下書き利用の現実的な条件を一枚で示す。安全説明を資料の主役にしない。 11 時間の試算 画面:架空条件では1件15分から7分、月200件なら月26時間40分。 役割:仮定と計算結果を分け、相手の実数値で再計算できるようにする。 12 費用に見合うか 画面:月額10万円÷26時間40分=約3,750円/時間。別途AIツール費用も考慮する。 役割:時短を契約判断に接続する。削減時間の価値が事務所により違うことを残す。 13 次の候補:報告文 画面:顧問先への定型報告で、案件メモから文案を起こす例。 役割:確認メールだけの支援と誤解させず、次の適用先を具体化する。 14 次の候補:案件情報 画面:相談内容や対応履歴から、案件概要と未確認事項をまとめる例。 役割:業務効率化の広がりを示す。システム連携や自動記帳の提供は作らない。 15 どの業務から始めるか 画面:件数、作成時間、入力資料の揃い方で最初の対象を選ぶ。 役割:会計事務所ごとに最適な対象が違うことを判断方法として示す。 16 AI相談所の支援内容 画面:対象業務を決める/資料から確認事項と下書きを作る流れを整える/使い方を調整する。 役割:提供者が何をするかを具体化する。未確認の代行・連携範囲は約束しない。 17 初月の進め方 画面:対象選定、架空データでの試行、実務での小規模な利用、改善点の確認。 役割:開始後の見通しを示す。各段階の期間や納品物は本人の提供条件確認後に確定。 18 必要な準備と情報の扱い 画面:利用する資料の種類、扱う情報、既存ツールを相談時に確認。 役割:導入可能性を判断する。顧問先の実データを無条件でAIへ投入する前提にはしない。 19 費用と契約条件 画面:初稿は月額10万円(税別)、初期費用0円、1か月単位、月2回各45分のオンライン面談。本番AIツール利用料は別途。 役割:判断に必要な条件を一か所にまとめる。公開前に現行サイト・資料と統一する。 20 導入判断の材料と連絡先 画面:効果試算の前提、支援範囲、料金・契約条件の確認先。AI相談所の連絡先を併記。 役割:相手が社内で判断するときに必要な点を回収する。無料相談への誘導文や商談の質問は話者ノートまたは送付メールへ置く。 スキルへ持ち帰る判断 営業資料では枚数を先に埋めず、相手が判断する順にページの役割を置く。公開されている優れた資料を調べる場合は、表紙、業務場面、製品・サービスの実演、効果の根拠、条件、次の行動の配分を観察する。文章だけで合格とせず、実際の画面で情報密度と視線の流れを確認する。特定企業の事例や結果を、自社の実績として移さない。